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バイオベース度試験についてのよくあるご質問

なぜASTM D6866がバイオベース度測定試験に適しているとされているのでしょうか?

ASTM D6866は、アメリカ合衆国農務省(USDA)のリクエストにより、同省のBioPreferred Programに必要とされるバイオベース成分の含有率の測定のために作られた規格です。この測定法は放射性炭素年代測定法を応用しており、再生可能資源由来成分の正確な含有率を測ることが可能です。日本でも本試験はバイオマスプラスチックの認定制度などに採用されています。


放射性炭素年代測定を行っている試験機関であれば、どの機関でもバイオベース度測定試験が行えますか?

すべての放射性炭素年代測定の試験機関が、短い期間でASTM D6866試験を行うのに十分な人員と専門性を持ち合わせているわけではありません。USDA等の認定プログラムを行っている組織は、こうした人員体制や専門性が保証されているISO/IEC 17025:2005認定の放射性炭素年代測定機関での試験を強く推奨しておりますので、試験をご検討の際にはISO/IEC 17025:2005の認定を受けている試験機関の使用をお勧めします。


バイオベース炭素含有率は、全有機炭素vs全炭素の比率で報告されますが、全有機炭素と全炭素の違い何ですか?

ASTM D6866では、再生可能炭素とされる全有機炭素(TOC)の含有率のみが「バイオベース炭素含有率」として報告が可能です。よって、無機炭素(CaCO3など)を含む素材の場合、TOC比率としてバイオベース炭素の含有率を導き出せるよう、試験前にサンプルから炭酸塩を取り除きます。

EN16640やISO16620-2といった試験規格に関しては、有機・無機を問わず、物質が含有する全炭素(TC)に対する「バイオベース炭素含有率」を報告することが可能です。つまり、サンプルが炭酸塩といった無機炭素を含んでいる場合、無機炭素量も測定結果に反映されてしまうということです。なお、ASTM D6866では、無機系炭素を含む結果に関しては「バイオジェニック」という言葉を使って報告すると規定されていますので、ASTM D6866の全炭素(TC)に対する再生可能炭素の比率は、「バイオジェニック炭素%」として報告されます。

報告書のフォーマット選択時には、どういった言葉を使った報告書(バイオベース/バイオジェニック)が望ましいか、ターゲットとする市場の場所、対象となるバイオベースプログラムや制度といった要因を熟慮して決定するとよいでしょう。


バイオベース炭素量とバイオマス重量の違いは?

バイオベース炭素量の場合、試験規格に基づいて、全有機炭素(TOC)or 全有機(TC)いずれかに対するバイオベース炭素(有機炭素または再生可能資源由来炭素)の比率が製品のバイオベース炭素量となりますが、この値は絶対値であり、試験対象の製品の量には左右されません。一方で、バイオマス重量は、1製品に使用されているバイオマスの割合を表します。試験用に提出された製品の量によって含有率(%)が変わり、製品のバイオベース炭素量とは関連性はありません。

Beta Analyticでは、バイオベース炭素含有量の試験結果のみをご提供しており、バイオマス重量はご提供しておりませんのでご注意ください。


測定に必要なサンプルの量は?

推奨しているサンプル量は以下の通りです。

    • 非可燃性気体の場合:1-10㏄

可燃性気体の場合:100-200μL
90%以上水分を含む気体:20-50㏄
固形サンプルの場合:0.5-25g


サンプルを送るのに指定容器はありますか?

サンプル送付用の指定容器はございません。固形サンプルの場合は、どのような容器にいれていただいても結構です。粉のサンプルの場合、特に複数の粉サンプルを送付される場合は、各サンプルごとに適切な密封容器にいれることをお勧めします。液体の場合は、完全に密閉した容器に入れてご提出ください。 こちらのサイトで紹介されている小瓶や以下の写真のような蓋のついた小瓶がお勧めです。

recommended containers for samples sent for ASTM D6866 testing

サンプルはどこに送ればよいですか?

日本国内のお客様はメールにてご連絡の上、サンプルを(株)地球科学研究所までお送りください。

〒468-0007 名古屋市天白区植田本町一丁目608番地 株式会社 地球科学研究所

Email:sumi@radiocarbon.jp(担当 松山)

※税関で問題とならないよう、必要以上の量は送付しないで下さい。

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