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よくあるご質問

ASTM D6866試験について

ASTM D6866試験はオンサイトで行なわれますか?

サンプリングはオンサイトで行なわれますが、分析はオフサイト(放射性炭素年代測定研究所)で行なわれます。


物質または気体中の再生可能炭素の決定になぜ放射性炭素測定法が推奨されているのですか?

物質中の再生可能炭素含有率(最近の呼気物質由来炭素)は炭素14含有率と関連があります。再生可能資源から得られる物質には炭素14が含まれますが、化石資源から得られる物質には炭素14は残存していません。放射性炭素年代測定法は、存在する炭素14を定量することができるために推奨されています。


ASTM D6866試験が放射性炭素年代測定法を応用しているならば、どの放射性炭素年代測定研究所で分析してもいいですか?

ほとんどの放射性炭素年代測定研究所では、「それぞれの事柄」に取り組んでおり、また独自のレポートがあります。大学の研究所では人員に限りがあり、ASTM D6866のためのサンプル処理や算定の経験が乏しい場合があります。しかし民間の放射性炭素年代測定研究所は、人員的にも技術的にも十分に対応でき、信頼できる結果を提供することができます。

ベータ・アナリティック社は、ASTM D6866の開発に貢献し、それゆえにASTM D6866について完全に理解しているため、他の放射性炭素年代測定研究所に負けない強みがあります。またベータ・アナリティック社はISO/IEC 17025:2005認証分析機関です。


ASTM D6866またはEN 15440により60%バイオ炭素含有率という結果が得られました。これはサンプル中の炭素原子の60%がバイオマス(再生可能資源)由来ということですか?サンプル(重量)の60%がバイオマス(再生可能資源)由来ということですか?それとも両方ですか?

ASTM D6866または試験結果では、燃焼物質中の炭素の60%が再生可能資源であり、燃焼物質中の60%が再生可能物質ではありません。


燃料として利用される原料中のばらつきはASTM D6866ではどのように説明されていますか?

ばらつきに関しては、ASTM D6866ではなくサンプリング標準規格であるASTM D7459により説明されます。原料の割合が継続的に変化するならば、CO2の連続採取(CEMSの排気管に取り付けられた制御フローメーター)は特定の採取期間中(例:1週間、1ヶ月)の真の移動平均により表されます。


どのようにASTM D6866 結果をエネルギー量に換算することができますか?

英国再生可能エネルギー協会及びコロンビア大学による報告書を参照してください。この報告書ではエネルギー量算出方法についての詳細が記載されています。報告書は こちら:英語のみ からダウンロードすることができます。


ASTM D6866とEN 15440の違いは何ですか?

ASTM D6866は固体・液体・気体サンプルの分析が可能なため、広範囲なサンプルに対応できます。EN 15440は固形再生燃料にのみ適用され、またヨーロッパのみで利用されています。


pMCは何を意味していますか?またpMCはASTM D6866やEN 15440でどのように利用されていますか?

Modern reference standardの炭素14に対するサンプル中の炭素14の濃度比を pMC(percent modern carbon)という単位で報告いたします。100%現代炭素を含有する物質の放射性炭素はほぼ100.5 pMCです。つまり再生可能含有率が100%となります。しかし化石資源に由来する物質は0 pMCで再生可能含有率が0%となります。化石炭素および現代炭素を含む物質は、pMCが0以上、100.5以下となります。化石起源炭素比0%を0 pMCに割り当てることによって計算されます。

試料の送付について

欧州連合排出量取引制度ではどのくらいの頻度でサンプリングが必要ですか?

EUETS 2007 FAQに規定されている通り、固形廃棄物(純化石起源またはバイオマス起源と化石起源の混合)の最低分析回数は5,000トン毎に年間最低4回となっています。


カリフォルニア州 AB32プログラムの基準に適合するために必要な ASTM D6866では、気体(バッグ)サンプルの代わりに固体サンプルを提出することはできますか?

はい。カリフォルニア州 AB32プログラムでは排気ガスのサンプリングの代わりに固体燃料サンプリングを認めています。詳細は AB32 FAQ (page 19):英語のみ をご参照ください。


気体サンプルは焼却前に全ての物質を分類する必要がありますか?

いいえ。分類してもしなくても、サンプルの再生可能物質含有率は同じです。ASTM D6866結果を利用する利点の1つとして、トン数ファクター(例:全ての物質の計量・分類)を知る必要がないことです。サンプルの重量が1トンだろうが20トンだろうが ASTM D6866結果は同じになります。

もし産生されるCO2量とASTM D6866結果から得られるバイオマス含有率が分かれば、どれだけ再生可能炭素がエネルギー産生に寄与しているか正確に算出することができます。これは英国再生可能エネルギー証書プログラムのようなイニシアティブで義務づけられています。


気体・固体の分析にはどの位のサンプル量が必要ですか?

気体サンプルの場合、採取された気体が希釈されていなければ、1ℓのサンプル量が必要です。また採取されたサンプルが希釈されている場合、5ℓのサンプル量が必要です。気体サンプルは ASTM D7459標準規格に従って採取してください。

RDF、SRF、タイヤ、廃棄物、下水汚泥といった固体サンプルの場合、サンプル量は最低5g必要です(最大25g)。


サンプル送付にはどんな容器を利用すればいいですか?

気体サンプルは気体バッグを使用し送付してください。また固体サンプルは密閉容器を利用してください。


ヨーロッパを拠点としていますが、サンプルはどこに送付すればいいですか?

ベータ・アナリティック社ロンドンオフィスへの送付をお願いします。

住所:

Beta Analytic Limited
London BioScience Innovation Centre
2 Royal College Street
London NW10NH
United Kingdom


アジアを拠点としていますが、どこにサンプルを送付すればいいですか?

日本からのお客様は、日本代理店(名古屋)への送付をお願いします。また中国の場合には、北京工場へ送付をお願いします。その他アジア諸国からのお客様は直接米国本社へのサンプルの送付をお願いいたします。

住所:

日本代理店:
株式会社 地球科学研究所
〒468−0007 名古屋市天白区植田本町 1−608

中国代理店:

Beta Analytic Inc.
5/F South Block Tower C, Raycom InfoTech Park
No.2 KeXueYuan South Road, Haidian District,
Beijing 100190
China

米国本社:
Beta Analytic Inc.
4985 SW 74 Court
Miami, Florida 33155
USA


南米を拠点としていますが、どこにサンプルを送付すればいいですか?

ベータ・アナリティック社マイアミ研究所へ送付してください。

Beta Analytic Inc.
4985 SW 74 Court
Miami, Florida 33155
USA

追加情報

中性炭素、再生可能炭素、化石炭素、グリーン炭素の違いは何ですか?

中性炭素、再生可能炭素、グリーン炭素はすべてバイオマス由来炭素で、バイオ炭素、バイオマス炭素と同じ意味になります。一方で化石炭素とは化石起源由来炭素のことです。植物の燃焼により得られる炭素は中性炭素ですが、石炭や石油コークスの燃焼により得られる炭素は化石炭素となります。

最終更新日:2018年8月