ISO 16620-2を用いた天然由来製品の真正試験

ISO 16620-2 はCarbon-14 (放射性炭素)分析を用いて固体、液体、気体のサンプルに含まれるバイオベース度の測定方法を定めた国際標準規格で、香料(フレーバー、フレグランス)、食品、飲料、サプリメントなどに応用することができます。 例えば、香料のサンプルのISO 16620-2の分析レポートでは、 分析に供された物質の全炭素量に対するバイオベース炭素含有率を報告いたします。

Beta Analyticで行っているAMS法は、ISO 16620-2ではMethod Cとして記載されており、1mgの試料からでも高精度の結果が得られる最も進化したテクノロジーです。

ISO 16620-2では、天然由来の製品の、原料の種(植物、動物、微生物の特定)を同定することはできません。つまりISO 16620-2は、内容物を特定する分析ではありません。 I SO 16620-2では、製品の原料における天然由来炭素の割合(biobased content) vs 合成(石油由来)由来炭素の割合を報告します。

ISO 16620-2ではどのようにして石油由来の合成物質を検出するのでしょうか?

ISO 16620-2は放射性炭素(Carbon-14)分析を通じて合成物質を検出します。 バイオベースのみを由来とする物質は、一定のCarbon-14(放射性炭素)濃度を有しております。 その場合をISO 16620-2では100%のバイオベース度と定義しています。 一方、全てが石油由来の物質にはCarbon-14は含まれておらず、0%のバイオベース度とされます。 バイオベース(植物、動物などの抽出物)および石油化合物から成る製品はその割合に応じて0%から100%の間のバイオベース度となります。

香料、食品、サプリメントの天然由来真正試験

消費者による天然由来の香料(フレーバー、フレグランス)への需要は高まっており、原材料が本当に天然由来のものかどうかを、業界のステークホルダーが確認する必要性が高まっています。 規制が厳しい市場では、ラベリングの誤りが法的、そして商的な波紋を招きかねないため、信頼性のある天然由来真正試験は、調達、研究開発、製品発売、また流通段階において非常に重要です。

ISO 16620-2として標準化されているバイオベース炭素含有率試験は、香料、食品やサプリメントが天然由来であることを証明することが必要な生産者にとって理想的な分析ツールです。

注記: ISO 16620-2 はASTM D6866標準規格と同等です。

Beta Analyticの迅速な天然由来真正試験

ISO/IEC 17025:2005認定Beta Analyticは、香料(フレーバー、フレグランス)、添加物、着色料、化粧品、栄養補助食品、その他の食品・薬品・飲料に含まれる化合物の天然由来炭素 vs 合成由来炭素の割合を決定するCarbon-14(放射性炭素) 分析を提供しています。 3-5 営業日で結果をご報告いたします。Beta Analyticが報告する結果は、バイオベース炭素含有率(炭素ベース)であり、重量比(マスベース)ではありません。フロリダのマイアミに拠点を置くBeta Analyticは、同位体比を測定し、ISO 16620-2 8.3.2に準拠して天然由来製品の真正試験結果をご報告いたします: 全炭素量に対するバイオベース炭素含有率 (biobased carbon content as a fraction of total carbon (TC) )。