国際規格ISO 16620-2:2015は、2015年に弊社の規格リストに加わった比較的新しい試験です。
この規格に準じた試験では、バイオマスプラスチックの含有率、つまり再生可能エネルギー源に由来するプラスチックの割合を正確に測定することが可能です。
また適用対象はプラスチック、ポリマー樹脂、添加剤のみです。
では、この試験で何ができるのでしょうか?
①第三者によるバイオベース度の値の正確な算出
植物由来プラスチックなどのバイオマスプラスチック製品のR&D段階においてバイオベースの炭素含有量の正確なデータをご提供することで、バイオマス製品の開発のお手伝いをします!
②国際的にバイオベース度の値が正確であるという証明
ISO規格の番号を製品に表示することで、貴社製品の信頼度を高めます。
③各国の環境認定ラベルや規制に必要
各国のラベルや規制の基準試験として、採用されています。
日本においては、JBPA(日本バイオプラスチック協会)によって定められた基準をクリアすれば、「バイオマスプラ」識別表示制度のマークの製品表示が許可されます。
このマークを取得するには、標準規格に沿ってバイオマス由来のプラスチックの割合を試験する必要があります。
そのために、産総研とJBPAが提案したISO規格が、このISO16620シリーズなのです。
ちなみにこの試験を行うことができるのは、「認定試験機関」のみ。Beta Analyticも、もちろん認定を受けた試験機関です。
その他にも、2017年1月1日以降、フランスの政令 2016-379では、バイオベース度30%以上のプラスチック製の袋を使用することが義務付けられ、このバイオベースを測定する試験は、国際規格ISO 16620-2を遵守して行われなければなりません。
米国マイアミに本社を置くBeta Analyticは、加速器質量分析計(AMS)を使用してISO 16620-2記載のバイオベース率決定試験を提供しています。
正確な測定結果を出す能力があることを証明する ISO / IEC 17025:2017認定のラボで試験を行い、サンプル受領から通常7営業日で結果をご報告します。
また弊社は、世界中に代理店や支社を持ち、中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、トルコ語など幅広い言語で対応が可能。
試験結果は、24時間365日オンラインでアクセス可能。無制限の技術相談、品質保証レポートが付きます。
Beta Analyticでは・・・
是非、植物由来プラスチックなどのバイオマス製品のバイオベース度を測定の際には、ご相談ください!
詳細、お見積りは、info@betalabservices.comまたは日本の総代理店株式会社地球科学研究所まで。