ベータ・アナリティック社

ベータ・アナリティック社は1979年、マリー・テーマーズ博士(Ph.D. をエール大学で、D.Sc.をソルボンヌ大学で取得) 、ジェリー・スティップ博士(オーストラリア国立大学)により設立されました。1959年以来、テーマーズ博士およびスティップ博士は放射性炭素測定法の開発に貢献し、放射性炭素測定、地質年代学、水文地質学に関する分野で100以上の論文を発表してきました。両博士はベータ・アナリティック社を献身的なプロフェッショナル放射性炭素測定研究所としました。そのため研究所の全てのメンバーは正確な放射性炭素年代データをタイムリーに供給し続けています。地下水の放射性炭素測定の炭酸塩採取に関するテーマーズ博士の初期の研究(1960年代)は、現在の研究においても適用されています。

ベータ・アナリティック社は現在、代表取締役 ダーデン・フッド氏と会長マリー・テーマーズ博士により共同監督されています。

マリー・テーマーズ博士

天然起源物質中の放射性炭素は1934年にエール大学の研究者たちによってその存在が確認されました。1940年、シカゴ大学のウィラード・リビー博士は考古学試料から放出される放射性炭素14を測定することによってその年代を測定することに成功しました。そして多くの科学者がビリー博士の後を追い測定法の開発に取り組みました。

1961年、フランスのマリー・テーマーズ博士は従来の方法の欠点を克服した液体シンチレーション法(LSC)を提唱しました。この方法は1970年までには、放射性炭素年代測定の最も一般的な測定方法として定着しました。測定方法の開発とともに放射性炭素年代測定の需要は急激に増え、1979年、テーマーズ博士は増大する需要に応えるべく、LSC法による放射性炭素年代測定研究所、ベータ・アナリティック社を共同設立しました。

ダーデン・フッド氏

1980年に地質年代学者としてベータ・アナリティック社に加わったダーデン・フッド氏は、ハイレベルな顧客サポートを提供するだけでなく、品質の高いデータをタイムリーに提供するための新しい測定方法の開発に専念してきました。フッド氏は定期的にディスカバリーチャンネル、ヒストリーチャンネル、BBCに出演しています。

フッド氏は放射性炭素分析の第一人者として世界的に評価され、環境問題への放射性炭素測定法の応用に関してEPAへ言及し、またUSDAのコンサルタントをしてきました。また規制環境で利用される放射性炭素年代測定方法、特に合成品に含まれる再生可能炭素に対する化石起源炭素の分析の標準規格である ASTM D6866の作成において、技術的な指導をしてきました。

フッド氏はカーボンニュートラル二酸化炭素に対する化石起源二酸化炭素の割合の報告義務を満たすための定常燃焼施設からのCO2採取方法の標準規格であるASTM-D7459-08文書化においても経営的指導を行なってきました。また ASTM、Institute of Clean Air Companies、Source Emission Societyのメンバーでもあり、環境問題への放射性炭素年代測定法の適用に関する多数のプレゼンテーションを行なってきました。

研究所マネージャー

放射性炭素年代測定のあらゆる面で経験豊富なロナルド・ハットフィールド氏(1981年より)およびクリス・パトリック氏(1985年より)がマネージャーとして現在ベータ・アナリティック社研究所を管理しています。両氏はプロフェッショナルな技術者チームの指導、すべてのレベルで品質管理を行なっており、またそれぞれのサンプルに対し適切な前処理、分析方法を選択し、分析を通じてお客様に情報を提供しています。

ベータ・アナリティック社組織図

Beta Analytic Organization