炭素14検査とベータ社のサービスに関するFAQ

試験の料金と支払方法

試料を受領後速やかに分析に取り掛かり、納期を守るよう最善を尽くします。これは、試料を受領した時点で料金が発生しているという意味です。注文のご変更は可能ですが、注文変更時までの稼働時間によって部分料金あるいは全体料金が適用されることをご承知おきください。

電信送金またはクレジットカードでのお支払いをお勧めします。お支払い条件の詳細については、 こちらのページを ご覧ください。

結果とレポート

弊社よりお客様の試料がマイアミ試験所に到着したこと及び試験結果の納期についてお知らせします。納期はマイアミ試験所に試料が到着した翌日からの営業日(週末を除く)でカウントします。試験所に3 PM EST以降に届いた試料は翌日のログインとさせていただきます。

はい。当社ウェブサイトのカスタマーエリアにログインし、ダッシュボードの「トラッキングを見る」を選択してください。

いいえ。認証機関とエコラベルのプログラムは、最新バージョンの試験規格で再測定することを要求するでしょう。試料をBeta Analyticに送付する前に、認証機関またはエコラベルのプログラム実施機関にて再測定が必要かどうかご確認ください。

サンプルと文書

もし製品のVOCs成分を分析したい場合は、試料送付前にご連絡ください。CO2として試料が提出された場合は、ガス試料としてのみ分析が可能です。

正確な分析結果を得るためには、製品に含まれるすべての炭素を回収する必要があります。もし製品中に揮発性バイオベースド成分および非揮発性化石由来成分が同じ割合で含まれていた場合、揮発性成分の炭素を回収しないとバイオベースド含有率が低くなりすぎてしまいます。そのため揮発性成分を含む物質の分析には特別な処理が必要ですが、試験所では事前に揮発性成分の存在を知っておく必要があります。(例、揮発性の手指消毒剤)その情報を試験所に提供するのは、すべて試料提出者の責任です。

化学物質は、英文SDS/MSDSの提出が必須です。 コピーを1部必ずお送りください。そのコピーをベータ担当者にEメールで送るか、オンライン・データ・シートにアップロードしてください。

弊社のラボには特定の危険物質を取り扱う施設がありません。それ故発がん性物質もしくは特別な廃棄処理が必要な物質は受領することができません。引火性の高い、あるいは特定の毒性を含む物質の場合(例:フェノール)は、廃棄に問題がないごく微量であれば送りいただけますが、その場合は必ず事前にご相談ください。

Beta Analyticは未使用のオリジナル試料、前処理後の試料のいずれも返却をいたしません。クライアントは試験に必要な量のみをクライアントの責任において提出する必要がありあます。試料が余った場合はすべて廃棄いたします。この件に関しましてご質問などありましたら sumi@radiocarbon.com までお知らせください。

き試料量が十分な場合に限り少量のオリジナルまたは前処理後の物質を結果報告後2ヶ月~3ヶ月間保管します。 これは品質管理プログラムに基づいて、必要な場合は追試や追加調査を可能にするためです。注:ベータは水のサンプルの保管は行いません。

この保管期間終了後、全ての残試料(オリジナルおよび前処理後)と試料バッグは完全焼却処分いたします。

連絡と試料の廃棄 – クライアントによる指示が必要なため保留中の試料は、6か月間回答がない場合、Beta Analytic が廃棄します。

送付

いいえ。Betaは我々のフォーワーディングオフィス以外を通じて試料が送付された場合、その通関手続きや輸送にかかる費用に責任を持ちません。運送業者に輸送を依頼する場合は、DDP 条項に従う必要があります。荷物のリリースのために必要な行政手続きは送り主の責任で行っていただく必要があります。

試料の送付先:

〒468-0007 名古屋市天白区植田本町一丁目608番地 株式会社 地球科学研究所

オンライン・データシート

それぞれの試験規格は、異なるタイプの製品、物質を試験対象とします。例えば、 EN 16766 はバイオベース溶媒のみを取り扱っています。一方 ASTM D6866 はガスをはじめ様々な物質を対象としています。また規格によってバイオベース含有率の計算方法に少し差があります。全有機炭素(TOC)中のバイオ比率を求める規格がある一方、全炭素(TC)中のバイオ比率を求める規格があります。

試験規格は、あなたが申請する認証プログラムで指定されている場合があります。例えば、ヨーロッパにおけるプログラムのほとんどはCENの試験規格を推奨しています。 USDAの USDA’s BioPreferred Voluntary Labeling Program は 現在の所ASTM D6866 しか認めていません。

炭素-14分析による 天然 vs 合成 試験

炭素-14試験だけが、化石由来(合成)起源物質による偽和を証明することができます。一方で他の方法は天然起源の物質による偽和しか証明することができません。天然起源の物質による偽和を証明するには、安定同位体など他の化学分析が必要です。

こちらも参考にしていただけます: 真正試験の方法 – 炭素-14分析は必要 ?

いいえ。試験結果はバイオマス由来炭素(植物、動物起源)と化石由来炭素(化石燃料起源)の 比を示します。炭素-14の試験は、製品に含まれる成分は明らかにしません。

ガスと廃棄物燃料の再生可能炭素試験

いいえ。アルミニウムバッグなど適切なガスサンプリング容器を業者より購入してください。

いいえ。 ガスのサンプリングは Beta Analyticでは行っていません。

それは排出ガスのもととなる燃焼材料によります。ガスの試料は均質であるため、都市ごみ燃料などの廃棄物燃料よりサンプリング時の分取が容易です。

試験の頻度は、該当する国または地域の規制、申請する温室効果ガスイニシアティブによって異なります。それぞれの監督機関にご確認ください。

最終更新:2024年1月