ASTM D6866-18 天然由来証明試験(真正評価)

essential oils carbon 14 analysisASTM D6866は、固体や液体、気体に含まれるバイオベース度(植物、動物などの抽出物の含有量)を決定する放射性炭素(C14)測定試験のために米国で確立された標準規格です。 これにより、対象物質における天然由来物質 vs 石油由来の合成物質の正確な含有比率を測定することができます。本試験は、香料(フレーバー、フレグランス)、食品、飲料、サプリメントといった製品の試験として適しています。

ASTM D6866試験法では、天然由来の製品の、原料の種(植物、動物、微生物の特定)を同定する試験ではなく、単純に天然由来のみ/合成(石油由来)由来のみで構成されているか、もしくはその混合品であるかを分析する試験です。

ASTM D6866と石油由来の合成物質

ナチュラルプロダクツ(自然派製品)の需要は増えるにしたがって、安く購入できるからといった経済的な理由から偽装/偽和も増えています。自然の原料は、比較的高価で、生産が難しい側面があるため、安価で簡単に手に入る石油由来の合成物質に置き換えることも多いのです。 こうした状況の中、業界の利害関係者にとって、ラベリングの誤りが法的、そして商的な波紋を招かねないために、原材料が本当に天然由来のものかどうかを確認できることが重要視されています。

ASTM D6866法で放射性炭素(C14)の含有量を測定することで、植物由来のバイオマスのように放射性炭素(C14)を不偏的に含む現世の炭素( バイオベース炭素)と石油由来物質の炭素の割合を算出することができます。
石油由来物質は放射性炭素(C14)を一切含まないことから、天然由来かどうかは放射性炭素(C14)を含んでいるか否かで確認できます。実際に含んでいる放射性炭素(C14)の割合に応じて0%から100%の間でバイオベース度をご報告いたします。

天然由来証明試験機関 – Beta Analytic

Beta Analytic社では、ASTM D6866に準拠して、天然由来vs石油由来物質の比率を測定する天然由来証明試験を行っております。ISO/IEC17025:2005認定試験機関である弊社が全試験を行い、5-7営業日にて結果のご報告をいたします。 納期短縮サービスをご選択いただいた場合は、4営業日以下でご報告いたします。

Beta Analytic社は、2004年のASTM D6866標準化にあたってASTM小委員会の一員として携わりました。天然由来を証明するため、ASTM D6866の結果として全有機体炭素量(TOC)をご報告いたします。