US EPA(米国保護環境庁) Mandatory Reporting Rule承認 ASTM D6866試験

  • 米国保護環境庁(EPA)は温室効果ガスを排出している企業に対し年次報告を義務づけています。
  • 都市廃棄物(MSW) や混合燃料(化石燃料を含むバイオマス由来燃料)を利用している定常燃焼施設では、生物起源CO2の決定にASTM D6866試験を利用することができます。
  • ベータ・アナリティック社はASTM D6866試験結果をご提供することによりEPA mandatory reporting ruleの基準に適合するよう各企業をご支援いたします。

生物起源CO2定量のためのASTM D6866試験

limerickLMSWや混合燃料(化石燃料を含むバイオマス由来燃料)を利用する定常燃焼施設では排出ガス中の生物起源CO2の測定にASTM D6866試験を利用することが認められています。

MSWを燃焼しているユニットでは、ASTM D7459-08サンプリングおよびASTM D7459-08分析を少なくとも年4回行なってください。少なくとも連続的に24時間、またはASTM D6866-16の仕様を満たすための十分な量のサンプルを採取するために必要な時間だけ、MSWのみを燃料として燃焼させている間にそれぞれの気体サンプルを通常ユニットの運転状態で採取してください。燃焼施設において複数のユニットへ供給している都市廃棄物(MSW)の共通燃料源がある場合は、ユニット1つのみを試験するだけで十分です。

「 生物起源燃料(MSWを除く)と非生物起源燃料を混焼させているユニットからの年間CO2排出ガスの生物起源含有率を決定するためにASTM D7459-08およびD6866-16を利用している場合、3ヶ月ごとに分析結果を報告しなければなりません。結果は少数で表記してください(例:CO2排出ガス中の生物起源分画が30%だった場合、0.3と報告してください)」 

EPA MRRまたその他の資料は こちら: 英語のみ よりダウンロードしていただけます。

モニタリングおよびQA/QC要項 2018年1月1日 改訂内容

US EPA Mandatory Reporting Rule (MRR)

carbon dioxide emissions for ASTM Method D6866 testing複合排気ガス中の二酸化炭素相当物質が年間最低25,000トン排出する施設を有する全ての企業は、年間(前年度分の温室効果ガス排出量)の温室効果ガスレポートを3月31日までに提出するようEPAにより義務づけられています。データの収集は2010年1月1日より始まり、最初のレポートは2011年3月にするよう義務づけられました。バイオマス燃焼からの二酸化炭素排出ガスは、年間レポートから排除されますが、バイオマス燃焼から得られるCH4およびN2O排出ガスは報告義務があります。

MRRでは様々な産業での排出ガス源、年間排出ガスの算出の際に利用される手順、報告データの精確性を保証するためのモニタリング、記録、基準検査に関する仕様を定めています。

定常燃焼ユニットではCO2、CH4、N2O排出ガスの報告が毎年義務づけられています。EPAでは定常燃料燃焼源を「工業、商業、業務用のための発電、蒸気発生、熱またはエネルギー提供、可燃性物を取り除くことによる廃棄物量の削減を目的とした固体・液体・気体燃料を燃焼する装置」と説明しています。定常燃焼ユニットの例としてボイラー、単純サイクル燃焼タービン、複合サイクル燃焼タービン、エンジン、焼却炉、プロセスヒーターが挙げられます。

MRRは燃料燃焼から得られるCO2排出ガスのための4つの算出方法を明記しています。燃料としてMSWを使用する場合、またバイオマス燃料と化石起源燃料との混焼の場合には、非生物起源CO2排出ガスから分離した生物起源CO2排出ガスの報告が義務づけられています。

ISO/IEC 17025:2005認証ベータ・アナリティック社

フロリダ州マイアミに拠点を置くベータ・アナリティック社はASTM D6866試験の分野において世界をリードし、常にASTM標準規格の開発に携わって参りました。放射性炭素年代測定技術を利用したこの方法は、気体サンプル中の炭素14含有率を測定することにより、生物起源CO2を決定することができます。燃焼バイオマスから得られるCO2には炭素14が残存していますが、化石燃料燃焼から得られるCO2には同位炭素は含まれません。この違いを利用して再生可能資源/バイオマス由来の気体の精確な割合を決定することが可能です。

ベータ・アナリティック社は温室効果ガス排出の削減に関するイニシアティブを支援しております。また近年の気候変動に関する法律や規制の基準を満たすために精確かつ信頼性の高い分析結果をご提供いたします。

Last Updated: July 2018